A Better Project@はてなダイアリー(インポート版)

基本的にここは更新されません。詳細はaboutへ。

『耳をすませば』その2

昨日分の続き。
金曜ロードショーの感想を日が変わるまでに書くというのは、やはり無理があったかもしれないですね。
ということで、続きをゆっくりと。
本当は昨日の時点で近藤社長トラックバックを打とうと思ったのですが、時間が無くてやめました。「時代」というキーワードでつながるかな?とかも思ったりしたのですが・・・。時代ではなくて、「時代」で自動キーワードになるわけでもない?「時代」でキーワード記法ですか。うーむ、キーワードの仕組みを勉強しないとダイアリー市民になれないですね。もしかしてトラックバック飛ばしまくりですか。すいません。何回か「ちょっと更新」にチェックを忘れてしまいました。・・・うわー、すいません、やっぱり、キーワードって何だかわかってないです。「時代」だけでもキーワードになってる。勉強しよう。

まじめな批評やら、これがネットでどのように語られてきたかというのは、検索すれば出てくるし、そういうことをまとめるの面白いとは思うけど、やっぱり、まとめに走ってしまうと自分の言葉を失いがちになるのかな、と言いたいことがあったら自分の口で言って欲しい - jkondoのはてなブログを読んで思いました。近藤社長の趣旨とは微妙にはずれるというのは承知していますが。

「時代」 - jkondoのはてなブログに関して。今『ウェブ進化論』を読んでいて、googleすげーと思っているところなので、どうしてもgoogle?と思ってしまいます。「新しい時代の隅々までを想像している者」っていうのは、どうしてもgoogleなのかなあと思ってしまいます。新しい時代を考えることは私もしますが、さすがに、隅々までとはいきません。これは、googleのような会社しか成し得ないことだと思います。私はその隅のどこかでその隅をより良くしようと頑張っているんだろうなあ。再構築の中心にいなくても、再構築に参加できる。それが、googleの目指す世界なんだと思ってます。

耳をすませば』に話を戻して。「みんな変わっていく」というのが、この作品のテーマのひとつだと思っています。図書貸し出しカードからバーコードへとか、雫、聖司、その他大勢の登場人物。変化がネガティブに思えたり、自分と他人の変化の速さの違いにあせってしまったり。でも、最後に雫が決意するように、ポジティブに変化しようと思うことが、生きる原動力になるのかなと思っています。確かに、生きていくためには、ネガティブに変化を捉えることも必要だと思います。だけど、ネガティブな捉え方だけじゃ生きていけない。前向きに変化しようとすること、それがなければ、生きていくことは難しいのだろうと思います。

変化するために捨てるべきもの。それがふるさとであることを歌ったのが、『カントリーロード』だろうなあと。『コンクリートロード』もそう考えれば、けっこうな皮肉だなあと思います。

夢、進路・・・。昔の自分を振り返れば、若かったんだなと思います。高校1年のときに目指すべき進路を決めて、浪人もして、そして、今の状況。あの頃の私にとっての夢って、何だったんだろうなと思う。勉強している自分へ対しての言い訳?ただ単に勉強の日々から抜け出したかっただけなんじゃないか?私は本を読んだり、色々なことを調べるのが好きですが、他人から与えられたことよりも、自分で興味を持ったことをしたいという人間です。与えられたことも出来ないで、そのようなことしかしない人間を世間では駄目人間と呼ぶわけで、それに対しては自省しないと、と思うしだいなわけですが。だから、そのときの夢っていうのは、そのときにたまたま興味があったというだけで、それだけなんですよね。本当に、夢といえるような、本当に興味を持ち続けられることを、あのときは見つけられなかったのだろうなあと思います。そして、大学に入学し、色々な経験をしました。でも、社会的にはさっぱり上手く立ち回ることが出来ず。まあ、そんな人間が大学で経験したことなんて価値がないと思うかもしれませんが、私にとっては何物にも代えがたいものです。それでも、普通の道を踏み外したのだから、それなりの苦労をしないといけないのだろうなとは思いますが。雫の父が、雫に諭したように。
今も本当にやりたいことは見えていないのかもしれない。でも、誰かに役に立つ仕事をしたい、誰かを助ける仕事をしたいと思っています。これじゃ、あいまいすぎ。仕事って全部結局はそういうものじゃないかという話で。表というより裏で支える方が性に合ってるんだろうなとは思いますが。
はてなダイアリーを書いていることで、なにかしら見えてきている部分はあると思います。これがアウトプットの効果なのかな。何かしら、毎日書いて行きたいですね。形式にこだわることはせず。こだわるのは、「A Better Project」。より良い方向を目指して。

2013-03-31 追記

サブブログにこのエントリについての振り返り的なものを書いていたので、サブブログを閉鎖するのに伴い、一部編集した上で転載します。
(この記事は、)しばらくしてから、削除するか、何かしら追記しようかとの考えに駆られたぐらい、「これはひどい」と思っている。削除するのもどうかと思うし、後者を選択することにする。

そもそも、耳をすませば 自殺 - Google 検索を否定しようと感想エントリを書こうとしたはずなのに、自分も同じ罠にはまっているというのは、なんともいえず、苦笑するしかない。

相当疲れていたときに見たというのもあるんだろうが、よくもこれだけ自分を否定するエントリを書けたものだなあと思う。当時は、現実を知らない人間なりに、それなりに夢を見ていたのだと思うし、自分は駄目なところはあるかもしれないが、それでも、それなりに生きていけてるし、自分を生かしてくれている周りの人達に答えるために、ありのままの自分を受け入れて、精一杯生きていこうと、今は思っている。最近よく見る「ツレがうつになりまして」の広告を見て、自分も似たような状態だったのかなと思ってしまうが、今はけっこう吹っ切れているので、問題は無いと思っている。