OSC 2008 Hokkaido に参加してきました
参加レポートなどを。
まず、OSASK のセミナに参加。第 2 世代 OSASK がどういうものなのかということについてのプレゼンでした。以下印象に残ったところを箇条書き。
- スペックが古くなった PC がかわいそう、もったいない、という「愛」が OSASK の原動力。
- 第2世代 OSASK は x86 CPU 上ならどの OS でもローダだけで動く。ローダから見たら、OS(Windows など) はドライバマネージャに過ぎない。
- 一部 4 ビット単位で扱うなどの工夫でアプリのサイズを縮小(Hello world プログラムが 27 バイト!)。x86 以外に移植しようとした試みがヒントに。
その後、展示会場でもじら組ブースの手伝いをしていました。もじら組ブースではアンケートを行っていたのですが、Firefox 3 に対する様々な意見、印象が聞けて良かったです。
Firefox 3 セミナにも参加。内容は以下の 2 点が中心でした。
デモページを探すのに「すごいバー」を活用しているのが印象的でした。私も実感していますが、「すごいバー」機能は便利です。
その後、openSUSE のじゃんけん大会に参加。3 回挑戦して、3 回目で見事、Geeko ぬいぐるみをゲット!
展示会場撤収後、ライトニングトーク。色々個性的なプレゼンが展開されましたが、100 ドル PC XO のハードウェアのすごさが一番印象に残りました。
その後、これまでの10年の話。私としてはなんかまだ振り返るほどの思い出がないなあという感じだったのですが、「文化は技術が作ってきた」というのにはなるほどと思わせるところがあったし、これからもそうなのかなと思いました。今から 10 年後か数年後には、私も振り返る側に立つのかなあと思います。そのときに何を思うかはわかりませんが。
最後に。OSC 2008 北海道に参加したみなさん、お疲れ様でした!