A Better Project@はてなダイアリー(インポート版)

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『耳をすませば』

耳をすませば』を見たのはいついらいなのだろう?地上波初登場から、何回も放映されている気がするが、すごい久々に初めから最後まで見たと思う。始めて見たときよりも、考えさせられることが色々あって、ついつい、夢中になってしまった。

私も図書館好きで、文章を書くのが好きだから、雫の気持ちはよくわかるし、一方、兄だから、姉の気持ちっていうのもよくわかる。男だから、聖司の気持ちもわかるし。前見たときは、ここまで考えなかっただろうなあと思う。それが良いことか悪いことかはここでは問わないこととして。

図書のバーコード化という話が最初に出てきて、あー、そういえば、今はバーコードだなあと思った。私は小学校の頃から図書室(館)好きで、よく図書を借りていたが、確かに、高校の頃までは、貸し出しカードだったよなあと思った。大学図書館でバーコードで借りるというのを初体験し、すげーと思ったが、今になってみると、もう、「耳すま」ロマンスというものはないのだなあということを考えると、少々、寂しかったりもする。図書のカウンターの下には、帳簿というものがあってだな・・・というような話も、貴重な昔話になってしまうのか。

時代や時の変化はときに何かを失うことを代償にする。それでも、そこからまた、何か新しいものが生まれてくるのだろうなあと思う。恋人を失ったバロンから雫の物語が生まれたように。

物書きになりたいと思ったこともあるし、今でも、たまに思う。私も中学の時に物語を書いたことがある。誰にも見せてないし、今は実家に残っているかどうかも怪しい。

物語を書くことをもう一度考えてみようかなと思った。やっぱり、誰が難癖つけようと、私にとって、『耳をすませば』は名作である。

ですます調じゃないですね。けっこう走り書きで思ったことを書いただけなので、あまり気にしない方向で。