起動不能のWindows XP を救った1つのコマンド
2007-01-16追記
コメント欄でご指摘いただいたのですが、このコマンドはあくまでも応急処置とのことです。このコマンドで無事で起動したとしても、また起動しなくなる可能性もあるとのことなので、起動したからといって安心せず、データのバックアップ*1や、新しいHDDを用意したりした方が良いと思います。
------追記ここまで-------
2006-06-03
GIGAZINE - 起動不能のWindows XPを救う8つのコマンドより。
1つのコマンドとは、「CHKDSK -R」です。今回の私の場合、このコマンドだけで上手く行きました。
あやまって、起動開始中に、HDDに衝撃を与えてしまったせい(だと思いますが、実際のところの原因は不明)で、Windowsが起動不能に。セーフモードでも起動しないし(セーフモード起動を選択できる画面までは行ける)、これはまずい、と思ったときに、上記の記事をブックマークしたことを思い出して、回復コンソールを起動。しかし、タイミングが良過ぎます。「あとで試す」タグをつけた覚えはないんですが…。以下、復旧の記録です。回復コンソールは、Windows XP Home Edition SP1 のCD(市販のパッケージ版)から実行しました。
初めからシステムルートで起動したので、「CD ..」コマンドは意味無し。次に、「ATTRIB -H C:\boot.ini」コマンドを実行。しかし、「boot.iniが読めない」というエラーが。試しに「DIR」コマンドを実行してみると、ファイル一覧を表示できずに、エラー。
駄目か?と思いましたが、他に何か方法があるかもしれないと思って、「HELP」コマンド、各コマンドの「/?」オプションを実行。その結果、「CHKDSK -R」コマンドでドライブの壊れたファイルを修復できることがわかり、「CHKDSK -R」コマンドを実行*2。
何度か進行度が巻き戻りつつも、無事100%になり、「すべて修復しました」とのメッセージが。「DIR」コマンドを実行すると、きちんとファイル一覧が表示されました。もう一度、「ATTRIB -H C:\boot.ini」を実行しようかと思いましたが、終了まで時間がかかってうんざりした*3というのもあり、ファイルさえ修復すれば、それだけで起動できるかも?と思い、試しに再起動。
セーブモード起動選択の画面が出たものの、見事、通常起動に成功。すんなり行って良かった。
ちなみに、事前にコマンドはメモしてなかったので、一度Knoppix CDで起動し、記事を参照しました。こういう情報は、PC以外の場所にメモしておくべきですね。